【自閉症・発達障害】うちの子、鉄分足りてる?「なんか調子悪い」の意外な正体

こんにちは、まるちゃん母ちゃんです。
前回の記事で、ASDの子が不足しやすい栄養素7つをまとめたのですが、その中でも「これはもっと詳しく書きたいな」とずっと思っていた栄養素があります。
それが今日のテーマ、鉄分です。
今日は、私が本や論文を調べたり、実際にまるちゃんで試したりしてわかったことを、できるだけわかりやすくまとめてみます。
こんな様子、ありませんか?
まずはチェックリストから。お子さんに当てはまるもの、ありますか?
- 朝、なかなか起きられない・起きても機嫌が悪い
- すぐ「疲れた〜」と言う、横になりたがる
- 集中力が続かない、ぼーっとしていることが多い
- ちょっとしたことでイライラ・癇癪
- 夜の眠りが浅い、夜中に起きる
- 顔色が悪い、爪が白っぽい
- 氷をやたら食べたがる
実はこれ、全部鉄分不足のサインとして知られている症状なんです。
私はずっと「発達の特性だから仕方ない」と思っていた部分がありました。でも、特性だと思っていたものの中に、栄養で変わる部分が混ざっているかもしれない。そう考えるようになってから、見え方が少し変わりました。
なぜ自閉症・発達障害の子は鉄分が不足しやすいの?
理由は大きく2つあると言われています。
① 偏食
偏食あると本当に大変ですよね。
鉄分が多い食材って、レバー・赤身のお肉・魚・青菜など、偏食の子が苦手になりやすいものばかりなんですよね。食べられるものが白いごはん・パン・麺に偏ると、どうしても鉄分は不足しがちになります。
② 吸収の問題
ASDの子は腸の調子が不安定な子が多く、せっかく食べても栄養をうまく吸収できていない場合があると言われています。食べているのに足りない、ということが起こりうるんですね。
海外の研究でも、ASDの子どもは鉄欠乏の割合が一般の子どもより高い傾向があると報告されています。
「うちだけじゃないんだ」と知るだけでも、少し気が楽になりませんか?
大事なポイント:「貧血じゃない=足りてる」ではない
ここ、母ちゃんが一番「へえ〜!」となったところです。
学校の健診や普通の血液検査で見るのは、主にヘモグロビンの値。これが正常だと「貧血じゃないですね」で終わります。
でも、体の中の鉄の貯金を表すのはフェリチンという別の値なんです。
- ヘモグロビン=お財布の中身
- フェリチン=貯金残高
お財布にお金があっても、貯金がすっからかんなら生活は不安定ですよね。それと同じで、ヘモグロビンが正常でもフェリチンが低い「隠れ鉄不足」の状態だと、疲れやすさやイライラ、集中力の低下が出ることがあります。
なので、もし気になる症状があるなら、小児科などで相談するときに「フェリチンも測ってもらえますか?」と聞いてみるのがおすすめです。数値で見えると、対策の効果もわかりやすくなります。
偏食の子でもできる、鉄分の食事の工夫
「レバーなんて絶対食べない!」というお子さん、多いですよね(まるちゃんもです)。うちで実際にやってきた工夫を紹介します。
食べやすい鉄分食材から攻める
鉄分には吸収の良いヘム鉄(お肉・お魚)と、吸収がゆるやかな非ヘム鉄(植物性)があります。
- ひき肉料理:ハンバーグ、ミートソース、そぼろ。赤身ひき肉なら偏食の子でも食べやすい
- カツオ・マグロ:お刺身やツナ缶もOK。ツナはおにぎりに混ぜやすい
- 卵:完全ではないけど手軽な補助に
- 小松菜・ほうれん草:細かく刻んでスープやチャーハンに忍ばせる
- 大豆製品:納豆、豆腐、きなこ。きなこは牛乳やヨーグルトに混ぜられます
吸収を上げるちょい足し
非ヘム鉄はビタミンCと一緒にとると吸収が上がります。
食後にみかんやいちご、じゃがいも料理を合わせるだけでもOK。
逆に、食事の直後の濃い緑茶や紅茶は、タンニンが鉄の吸収を邪魔すると言われているので、飲むならお水や麦茶が無難です。
調理器具でコツコツ
鉄のフライパンや鉄玉子(お湯を沸かすときに入れる鉄のかたまり)で、調理から少しずつ鉄を補う方法もあります。劇的ではないけれど、偏食が強い子には「食べさせなくていい」のが助かります。
サプリメントについて(ここは慎重に)
「食事で無理なら、サプリで一気に」と思いたくなるのですが、鉄分だけはちょっと待ってください。
鉄はとりすぎると体に負担になる栄養素で、特に子どもの場合、大人用の鉄剤やサプリの誤飲・過剰摂取はとても危険です。
なので母ちゃんのおすすめは、この順番です。
- まず食事の工夫からスタート
- 気になる症状が続くなら、病院でフェリチンを含めた血液検査
- サプリや鉄剤を使うなら、必ず検査の数値と医師の判断をベースに
数値を見ずに自己判断で高用量をとるのは避けてくださいね。うちも必ず検査とセットで考えるようにしています。
まとめ:「特性だから」で片付ける前に
- 疲れやすい・イライラ・集中力低下は、鉄分不足のサインかもしれない
- 偏食+吸収の弱さで、ASDの子は鉄分が不足しやすい
- 「貧血じゃない」でも、フェリチンが低い隠れ鉄不足がある
- まずは食べられる食材の工夫から。サプリは検査と医師の判断とセットで
全部の困りごとが栄養で解決するわけではないけれど、「変えられる部分があるかもしれない」と思えるだけで、母ちゃんは少し前向きになれました。
うちの子はどの栄養素が足りてないんだろう?と思った方は、以前作った無料の栄養チェックアプリも、よかったら使ってみてください。
同じように悩むどこかの誰かの、ヒントになれば嬉しいです。
それでは、今日もゆっくりいきましょう〜。
「この記事は一人の母親の体験と調べた内容をまとめたものであり、医療アドバイスではありません。気になる症状がある場合は、必ず医師にご相談ください。」
「うちの子、栄養足りてるかな?」と思ったら
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※当ブログは母親としての個人の体験談です。効果には個人差があり、医学的助言ではありません。治療や健康の判断は必ず医師・専門家にご相談ください。
