こんにちは!少しづつ子育てについても記述していこうと思います。
さて、私の娘まるちゃんは知的障がいがあります。
最近検査がなかなかできていないのですが知的中度です。
でも知能は高いと親バカながら思っています。実際ほとんどのことを理解しています。
そんな私が、もっと早くから まるちゃんにしておきたかった
バランスの良い脳を育てる方法を、今回はご紹介いたします。
産まれてすぐの時は、少しでも賢い子どもになって欲しいという想いから、
知育に取り組む親も多いですよね。
個人的にも親にできることは子どもに楽しい経験をたくさんさせることや、教育なのかなと思います。
教育といっても、いわゆる机に座って眠くなるような学習をさせることではなく、
体験を通じて学び教える、それが親に与えられた使命のように思っています。
子どもをバランスの取れた脳に育てる方法とは
子どもが産まれると、賢い子に育てたいという想いから
知育をする親も多いのではないでしょうか?
赤ちゃんの頃から知育玩具で遊ばせたり、知育教材をさせたり。
でもこれは脳の一部分にアプローチしているだけで、一つの脳の部分だけに偏りが生まれます。
これではバランスの取れた脳とはいえない状態です。
バランスの取れた脳にするには、脳の全体を活発にさせる必要があります。
ではどうしたらいいのでしょうか?
それは、もう気づいている方もいるかもしれませんが
運動をすることなんです。
運動をすることでバランスの取れた脳に育つ
一般的には、運動をすることで知能が向上すると脳科学専門家からも言われています。
もちろん、これは障がいのある子どもにも言えることです。
知的障がいがあるということは、理解できない、わかっていないということではありません。
知的障がいは、知能の障がいではなく、伝達の障がいです。
上手く言葉で話せない、伝えられない。行動できない。それが知的障がいです。
表面的に見れば理解できていないような行動をしますので、理解できてないんだなと思われてしまします。でも理解はしているけど、それが行動に移せないんです。そこに障がいがあるんです。
なので、知的障がいがあっても、知能を向上させることはもちろんできます。
何も特別なことは、しなくていい、わざわざ感覚運動の訓練に行かなくても
親がすることができるんです。
運動をすることの効果
- 頭の回転が早くなる
- 知的能力が高くなる
- 情報の処理能力が高くなる
人間は自分の意思で運動をするときには
脳の中の「運動野」「運動前野」「小脳」を働かせます。
産まれたばかりの赤ちゃんは
「運動野」は50%ほど働いていて、「運動前野」は働いていません。
なので、産まれてから色々な運動を習得していかないといけません。
そうして、運動前野が働くようになるのは、1歳半〜2歳頃なので
手足や全身を使った運動や遊びをすることで、
運動を司る部分の脳を活性化させていくんです。
バランスの取れた脳にするには
- 全身を使った運動をする
- 指先を使った細かい運動をする
- 知的なアプローチをする
ということが大切です。
外遊びの重要性
外遊びは、外の風や空気に触れて、太陽からのエネルギーを浴び
子どもは楽しみながら体を動かすので、室内でする運動とは格段に違います。
運動とは
- 走る
- 飛ぶ
- 回転する
- 登る
- 体を交互に動かす
- 体をねじる などです
自然と考えながらするアスレチックやルールに沿った遊びをすることで、
頭と体を同時に使います。
そうすることで、バランスの取れた脳になっていくのです。
適切に褒めること
ほめられると、脳の側頭葉と頭頂葉、前頭葉に変化が出ることがわかっていて、
すこやかな脳を育てるためには子どもをしっかり見つめ、
適切に評価してほめることが大切と考えられています。
また、子どもの発達の段階によって褒め方も異なります。
乳幼児期〜3歳ごろまでは
わかりやすい言葉で、短く伝える。ということが大切
4歳ごろ〜
具体的にわかりやすく短く努力などを褒める
小学生4年生〜
具体的に、その結果よりも過程や努力を褒める
などなど、その子一人ひとりの成長段階によってわかりやすく、褒めていくことが大切です。
脳を育てるのに大前提となるのは、親の愛情も必要
もちろん大前提として、親からの愛情がきちんと伝わっていてこそ
脳はスクスクと育ちます。
安心安全で愛情たっぷりに注ぐことは、親にしかできないことでもあります。
愛情って具体的には?と思ったとき、
私の指標としては
- 子どもがいかなる時も、親が絶対的な味方になる
- 常に子どもの成長を観察しながら、子どもについて知る
- 喜びを分かち合う
- 悲しみも分かち合う
- 子どもの気持ちがわからなくても、子どもを突き放さない(分かろうと努力する)
- 楽しみながら子育てをする
過去を振り返るとできていない時もありましたが、できるだけ今も気をつけていることです。
特に大事なのは、子どもがいかなる時も絶対的な味方であるということ。
そして、常に子どもを観察して、成長記録のような日記を書くこともお勧めです。
どちらかというと、発達障がいの子育てはストレスも多く余裕もなくなってしまいがちなので、
自分と向き合いながらも、余裕のある状態で
子どもに興味を持って過ごし、
色々な問題行動を「疲れた〜」ではなく面白がってみる、
こうしたらどうなる?こうやったらどう出る?など試行錯誤するのもある意味面白い。
まるちゃんの行動も言葉も、面白いことだらけです。でも自分に余裕のない時は
面白がれない。
育児は親も一緒に育っていかなくてはなりません、子どもよりもまずは親自身が
成長していかないといけないことだらけです。
この記事を書いている私も、まだまだできていないこともありますが、
意識するのとしないとでは大きな違いが生まると思います。
忙しいを言い訳にしないように、私も頑張ります。(笑)
参考文書