【自閉症】言葉が出ない!その理由とは?!

原因
・言葉が出ないけど自閉症なの?
・言葉が出ない理由って何?
・言葉が出てないけど、いずれ出るようになる?
こんな悩みがある方に向けて記事を書いています。
記事を読むことで、言葉が出ない理由について知ることができます。
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言葉が出ない!その理由とは?!

言葉が出ないから自閉症なの?と疑う方も多いと思いますが、言葉が出ないだけでは自閉症ではありません。
言葉が出ない理由はいくつかあります。

・耳が聞こえていないなどが原因で、言葉を覚えられない

・未熟児で産まれた為、言葉の発達が遅い

・発声することができない。喉や鼻などの病気のため、言葉が出ない。

・運動機能の遅れから言葉も遅れている

・脳の機能障がいや、知的障がいのため言葉が出ない

このうち、自閉症かもしれないのは、

  • 運動機能の遅れから言葉も遅れている
  • 脳の機能障がいや知的障がいのため言葉が出ない

の場合は自閉症である可能性があります。

もちろん運動機能の遅れの場合は、ただ遅いだけでその後言葉が普通に出てくることもあるでしょう。

それぞれの原因の対処法

◯耳が聞こえているかどうかは産まれた産院で

新生児聴覚スクリーニング検査があるので産まれた時にわかることが多いですね。

喉や鼻などの病気のため、言葉が出ない場合は

なかなかわかりにくい場所なので、発見が遅くなる事もあるのですが

まずは、病院に行って検査をしてもらいましょう。

◯運動機能の遅れから言葉も遅れている場合は、

運動をたくさんさせることに力を入れましょう。

まずは全身運動と、足を使った運動が大切です。

まだ1歳〜2歳ぐらいの場合は、登り坂を登る、トランポリンでジャンプなど足の指を鍛える運動をして

全身運動(走る、揺れる、回るなど)もたくさんするうちに、言葉も少しづつ出てくるようになります。

◯脳の機能障がいや知的障がいのために言葉が出ない場合

やはり大事なのは運動をさせるということと

簡単な言葉でたくさん話しかけるということです。

運動と脳はつながっているため、運動をすることで脳にも良い影響があります。

例え、脳の機能障がいや知的障がいなどがあったとしても、早めに運動を取り入れることで症状が緩和することもあります。

早めの運動をすることがいかに大切かは、こちらの本を読んでいただければわかりますよ。


リズム遊びが脳を育む

重度脳性麻痺のお子様が奇跡的に話せるようになった、など体験談もたくさん書いています。

そして、みなさんしていると思うのですが、簡単な言葉でたくさん話しかけるというのも大切です。

言葉のシャワーを浴びせて、まずはインプットをたくさんしていくことで、言葉が少しづつ出てくる可能性は高くなります。

一方で中枢神経がつながっていないなどの理由で、どれだけ頑張って教えても言葉が出ないお子様もいます。

その場合は、文字盤を使った訓練をしてあげると指差しで答えることができたりします。

もしも教えようと思う方は

フェイスブックの「RPMで自閉症を理解し教える」のグループに入ると詳しく聞くこともできます。

万が一言葉が出なくても、意思を伝える術があるだけで特に大きくなってきたお子様も安定しやすいと思います。

病院で発達検査をしよう

言葉の遅れが気になる場合は、発達検査を受けることもできます。

かかりつけの小児科に相談へ行き、「言葉などが遅れているので発達検査を受けたい」と強く訴えると検査ができるところを紹介してくれます。

今は新版K式発達検査でDQ(IQ)を測定します。

主に認知、運動、言語、社会性 をそれぞれ数値化して、トータルの平均値からDQ(IQ)が出されます。

聞き取りのみの課題もありますが、実際に物を使ってや質問などでできるか否かをみてくれます。

概ね、DQ(IQ)が70以下で知的障がいとされています。

・軽度知的障がい DQ70(自治体により75)〜51

・中度知的障がい DQ50〜36

・重度知的障がい DQ35〜21

・最重度 DQ20以下

ただ、早すぎると(2歳未満)様子をみましょう。で終わることも多々あるので、

本当に困っていることを強く訴えて、相談するところや療育できるところを紹介して欲しい!

と強くアピールすることで早くに紹介してもらえたりしますよ。

結果、早めに療育を受けることもできますし、検査をすることでもし発達遅延(DQ70以下)が発見されれば、療育手帳を習得することができます。

別に療育手帳とか、いりませんという方もたまにいますが、

発達が追いついたらどちらにしても返却しないといけませんし、

発達に遅れがあれば、遅かれ早かれ手帳は取得することになります。

療育手帳があることで受けられる割引や、特別児童扶養手当などもありますので個人的には早めをお勧めしています。

自宅でできる療育について

公共の療育は待つ期間が長いところも多いのではないでしょうか?

以下では、自宅でできる簡単な療育についてご紹介していきます。

まずは運動なのですが、

  • トランポリンなどを用意して家で運動させる方法
  • 公園や遊びで外で運動させる方法

がありますのでその両方を取り入れると、効果も高いと思います。

自宅や外でできる運動については木村順先生の本がわかりやすいですよ。


発達障害の子の感覚遊び・運動遊び 感覚統合をいかし、適応力を育てよう1 (健康ライブラリー)


発達障害の子を理解して上手に育てる本 幼児期編 (実用単行本)

その他インプットする療育としては、ABA療法や絵カードを使ってコツコツと教えていくことが地道ですが効果があると思います。

早めに療育をスタートしたい!という方は、

まずは上記の本で勉強してから取り組んでみてください。

では最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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