子どもに整理整頓を教えたいとは思っていても、なかなか上手く習得してくれない、なんてことありますよね?
脳には発達する順序があり、非言語→言葉を処理する脳番地へと発達していきます。
赤ちゃんを見たらそのまんまで分かりやすいと思うのですが、非言語から言葉を習得していきますよね。
赤ちゃんは、見たり聞いたりして非言語で習得していきます。
そして非言語の脳の使い方の代表は、見ながら行動することなんです。
その代表的な行動は、掃除をする整理整頓をすることなんですね。
見ながら考えて行動する。
あぁ、片付けが上手な母親でありたかった、でも今からでも改善できますよ。
片付けが元々苦手な私と一緒に片付けノウハウを身につけて、
子どもにも整理整頓を身に付けてもらいましょう。
まるちゃんも順調にステップアップしているので、誰でもこの順序ですれば習得できます。
整理整頓しやすい環境とは
娘には、発達障がいがあります。でも環境さえ整えれば片付けが上手なんだということが小学校に入って分かりました。
家では片付けを自らしなのかったのですが、学校ではきちんと毎回片付けができるのだと良く褒められていました。
「学校でできるなら家でもできるよねぇ。」と思い
早速片付ける場所を大まかに決めて、紙に写真を貼ったり絵を書いて分かりやすく整えました。
最初のうちは、言えば片付けるのですが、そのうち片付ける場所がごちゃごちゃで整ってなくて
結局片付けも綺麗に整理整頓できてない、ごちゃ混ぜ収納となっていきました。
脳には発達する順序があり、非言語→言葉を処理する脳番地へと発達していきます。
そして非言語の脳の使い方の代表は、見ながら行動することなんです。
その代表的な行動は、「掃除をする整理整頓をする」ことなんですね。
見ながら考えて行動する。
整理整頓をできるようになることで、非言語脳が発達していきます。
その場にあった臨機応変に対応できるようになるのも、この非言語を鍛えるとできるようになっていきます。
これはやるしかないですね。
整理整頓の5ステップとは
1、まずは箱に「入れる」
収納の基本は入れること、最終的にごちゃ混ぜでも最初の頃は大丈夫です。
入れるということからまずはマスターさせていきましょう
入れるができた!言わなくてもきちんと入れることができるようになったら次のステップです。
2、分類する
入れるができたら、次にするのは分類です。
ものを分類してから入れるように教えていきましょう。
ここで役立つのが、ABAで教えた分類ですね。
人形、おままごと、本、ブロック、文房具などなど分類してから入れるよう教えていきましょう
3、もとの場所に戻す
次に記憶を辿って、もとのあった場所に戻すことを教えます。
記憶系の脳番地を使って、もとの場所に戻すことができれば良いですが、
なかなか難しい場合もあると思うので、
絵や写真で分かりやすくしておくことをお勧めします。
4、平面を綺麗にする
例えば、机の上をふくというのも平面の掃除です。
あとは床をはく、鏡をふくなど、平面をまずは綺麗にするように指導していきます。
自分の机で宿題が終わったら、消しゴムのカスを綺麗にして、布巾でふくまでをワンセットにすることができたら良いですね。これは発達の状態にもよりますが、小学校中学年ぐらいまでにできるようになれば、素敵ですよね。 ちなみにまるちゃんはフキ掃除は好きですが、自分で動けるようになるにはまだ練習が必要です。
5、立体面(3D)を綺麗にする
例えば電球を綺麗に拭く、お風呂掃除などを定期的にお手伝いしてもらいましょう。
お風呂の床は綺麗にできるけど、側面の掃除が最初はできなかったりします。
慣れていくうちに、綺麗に掃除ができるようになるので、お風呂掃除は普段から積極的に取り入れていきましょう!
発達障害の子どもには見せる収納が大事
発達障害のある子どもの中には、見えないと思い出せない、という子どもがいます。
なので、自分の持ち物を見て把握できるように、見せる収納で工夫してあげることも大事です。
そんな私も、見えてないと、その物自体の存在を忘れてしまうことが多々あるので
家族みんなのためにも、見せる収納をしております。
分かりますよ、今流行りの見えない収納、隠す収納に憧れますよね。
モデルルームみたいに何もないような部屋に憧れるのは、私だって同じです。
でもここは子どものために、オシャレな生活感のない家なんてものは考えてはいけません!
見せる収納をまずは子どものため、そして家族のために目指しましょう♪
生活感丸出し?いいじゃないですか、それで子どもの非言語の脳の訓練、
すなわち
臨機応変に対応できるようになる訓練なのですから♪