自閉症の症状に困っている
こだわり癇癪などが良くなる方法が知りたい
親にできることがあるなら、頑張りたいけど
何から始めたらいいの?
こう思っている方に向けて記事を書いています。
✔️本記事のテーマ
- 【初心者向け】自閉症状を減らすためにできること
- 自閉症の行動には原因があり、改善する場合が多い
✔️記事の根拠
娘が自閉症と診断されてから、3歳半のときにアメリカの先生に診察してもらいました。薬やサプリメントで治療しながら、食事や運動療育をして、自閉症から自閉傾向になりました。はっきりとした自閉症の検査をしていないので、どの程度か、具体的にはわかりませんが、私の目からみても、自閉症っぽさは改善してきたなと感じてます。目が合わない、こだわり、パニック、過敏など。※知的障がいはあります。
この記事を読むことで、「自閉症状を少しでも減らすために自分でできる方法、具体的な始め方」がわかると思います
自閉症と娘が診断されて、途方にくれていた私を救ってくれたのが、食の改善、サプリメント治療でした。
そんなので良くなるわけない、自閉症は一生治らないと言われた。
実際知り合いにも良くなっている人を見ているので、完治は難しい場合もありますが、改善はしていきます。何もせずに諦めるのはまだ早い。
※現在は渡米治療はやめています。
【自閉症】渡米治療詳細の体験談と渡米治療をやめた理由 有料note
↑おもてでは言いにくいことも赤裸々に書いています
自閉症は腸内環境を改善するのがまず大事
なに、そんなこと?と思うかもしれませんが、めちゃくちゃ大事なんです、腸。
発達障がいや自閉症は脳に注目しがちですが、腸と脳はつながっています。
脳内の、神経伝達物質の異常が、自閉症の行動の原因とも言われていますが、脳を改善したいなら、腸の改善からまずは取り組みましょう。
自閉症児は、健常児と比べても善玉菌が少ない傾向があり、便秘や下痢が慢性的にみられるとの研究結果もありますが、
遠回りなようですが、後に続く治療のためにまずは腸内環境を整えましょう。
どうしたら腸内環境は良くなる?
ざっと挙げるとこんな感じです。
- 悪玉菌を増やす食を食べない(小麦、牛乳、悪い油、白砂糖、有害物質、農薬など)
- 良い油を食べる(亜麻仁油、えごま油など)
- 揚げ物や焼く料理にはココナッツオイルなど酸化しにくい油を使う
- 消化に時間のかかるのは、夜食べない(肉など)
- 食に気をつけつつ、プロバイオティクスのサプリメントを飲む
- 発酵食品を積極的にたべる(漬けものや納豆など)
- 無農薬野菜を食べる
- 水は水道水そのままではなく、還元水やシリカ水、良いミネラルウォーターを飲む
- 添加物は食べない(できるだけ)
食は本当に大切です。こちらの本も結構オススメです。これを読んで鉄分、プロテインも飲みはじめました。
こんなの、無理~!と思いました?私もそう思ってましたが、やってみると意外とできます。
特に私自身も小麦粉、牛乳はここ数年で数回しか食べてないです。
付き合いで、仕方なく食べるときはありましたが、家では全く食べなくなりました。
もちろん娘も何年も食べていません。
無農薬野菜、無農薬玄米なども、余裕あるかたはしてみて、お子さまの反応をみるのもいいと思います。
良い反応として、かんしゃくが減ったりしました。
完璧を求めると、難しい場合もあるので、その都度できることからはじめるのをオススメします。
腸内環境の目安として、ひとまず毎日黄色いバナナうんちがでたら良いとしてます。
体にたまっている有害物質を排出する(デトックス)
食べ物をある程度整えて、食から添加物などの毒素をなるべく取り入れないようにして、
小麦、牛乳を取らないようにして、腸を整えることが出来たら、
次取り組むべきはデトックスです。
体にアルミニウムがたまると、認知機能が低下します。
水銀がたまると自閉症で言う、こだわりが強くなります。
他にもカドミウム、などなど、日常生活でたまってしまう有害金属はたくさんあります。
それらを排出しないと、どれだけサプリメントを飲んでも無意味と言えるでしょう。
まずはデトックスが重要です。
デトックスドリンクには最近は松ジュースがダントツでお勧め。常在菌が豊富で
認知症はもちろん、高血圧、低血圧、便秘、下痢、などに効果ありの神ジュースです。
作り方
松20本〜30本と水600ccをミキサーにかけて、茶こしでこすだけ、簡単無料!!の最強デトックスです。
そして重金属のデトックスには
朝の空腹のときに飲ませているベンナイトがお勧め。白いとろっとした液体で、無味です。
八重山クロレラ 100粒お試し用 ヤエヤマクロレラ クロレラサプリメント yaeyama chlorella ChloChulala(くろちゅらら) (100)
デトックスにホメオパシーも試してみました。
【体験談】病気や自閉症、体調不良にホメオパシーは効果があるのか?
足りない栄養をサプリメントで補充する
アメリカでは、血液検査、便検査、尿検査をするのですが、そのときに少なかった、足りない栄養素をサプリメントで補います。
小さい子どもは食も細い上、偏食もある場合は、サプリメントは必需品です。
※サプリメントはアイハーブで購入しています。thone社のサプリメントが高品質でおすすめ。
腸内環境をよくするプロバイオティクス、合うものならなんでも大丈夫です。
無農薬玄米を主食として食べるだけでも便秘が解消します。
サプリメントの飲み方は小さい頃はカプセルから出してジュースなどに入れて飲ませてました。今は水に溶かして飲んでいます。
※先ほど紹介した松ジュースも、常在菌豊富で腸内環境を良くするので飲んでいます!
過敏にはマグネシウムも必要です。
Thorne Research, カルシウムマグネシウム クエン酸塩、発泡性パウダー、214g
マグネシウムやミネラルはサプリだけではなかなか数値が上がらず、たどり着いたミネラル補給の記事は必須です↓
※この記事をみてからミネラルサプリメントは試した方が良いです。
ビタミンD3は血液検査で数値が低く飲みはじめました。重要な栄養素です。
そして自閉症児はビタミンD3の数値は低い場合が多いです。
小さいお子さまには液体タイプが飲みやすい。
大事な葉酸(folinic acid)は必須。まるちゃんは葉酸不足でした。小さいときは液体のほうが飲みやすいです。
オメガ3も脳にも腸にも必須。液体タイプ
亜鉛も、初期のころから飲んでいて、口になんでもいれたりしていたのが改善しました
鉄分は不味いので小さいときはグミがおやつ感覚で食べれます
カネカのユビキノール(コエンザイムQ10)も検査で必要とわかり、ミトコンドリアにも良いので毎日飲ませてます。発語にも良いと思います。
ただ、ジェルタイプなので小さいお子さんは、カプセルを切ってジュースにいれたりして、飲ませるのに工夫が必要です。
カルニチンは脳にも必要な栄養素ですが、娘まるちゃんはこれを飲むと機嫌が少し悪くなります。様子みてあげてます。
他にも飲んでいましたが、副作用も少ないサプリはメインでこんな感じです。
ちなみに、サプリメント飲んでも腸に問題があったら栄養吸収してくれないので、先に腸を整えることからお願いします。
あとカルニチンなど、かんしゃく不機嫌などの副作用があるものがあります。あげてみて、様子を観察してみるとどんな副作用があるかわかります。
ミネラル補給といえばこちら↓の記事も必読です!
粗大運動から微細運動を徹底的にする
運動と脳もつながっているので、小さいときから走り回ってる多動タイプの子は、話し出すとすごい話すのでびっくりすることも多いです。
娘は全然動かないタイプの子どもだったので小さい頃の脳への刺激が少なかったのか、言葉もすらすら出ず、知的も中度です。
運動と脳はつながっているので、小さいうちから、運動をすることはとても大事です。
それに関してオススメの書籍はこちら。読んだらすぐに運動しに行きたくなりますよ。
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
大きい粗大運動からはじめて、指先の細かい微細運動が上手になると、言葉もうまくなってきたように思います。
細かく解説してくれてるこちらも読んでました。
小さいときは、外で走らせたりよじ登ったり、バランスとって綱渡りなど、ただ遊ぶだけで良い運動になります。
運動に関してはこちらの記事もめちゃくちゃ大事なので読んでください。
療育や習い事でインプット、訓練に励む
特に、自宅で親が毎日でもできる遊びや療育をしていました。私はABA療育メインに、週1や、月2で作業療法や言語療法、感覚統合していました。
チャレンジもしていますが、公文もコツコツタイプのお子さまにはいいと思います。娘のような視覚優位の手先が不器用タイプには公文は合わないと思います。
とにかく、記憶力の良い自閉症児なので、様々な本を読ませたり、インプットは大事ですね。いつ、それが開花するかも、楽しみですね。
まとめ
- 腸内環境を改善して、毎日黄色いバナナうんちを目指す
- サプリメントで足りない栄養を補う
- 毎日運動する、下半身強化で動けたら上半身運動、微細運動にも力を入れる
- 療育や習い事で、訓練する
この全てが大事です。
何か一つでも欠けたら本当の意味で良くなりません。もちろん成長による改善はあります。
あと、もともと重度自閉症のお子さまは、特に小さい頃からの運動が大切です。
この本↑を読んで、小さいうちからもっとリズム運動をしておけば良かったなと後悔していますので、今からでもしていますが、早いうちにこの本を読んでおきたかったです。
自閉症特有の行動などで、一番大変なのは本人です。
自閉症と診断されても、これからの長い人生が生きやすくなるように、諦めずに、内側(食やサプリメント)からも外側(運動)からもアプローチしてみることはとても大事です。
自閉症や発達障がいの不器用の原因と改善策 ~原始反射を失くそう~
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