グリホサート含有のラウンドアップの有害性
言わずと知れている農薬や除草剤、でも皆さんその有害性について本当にご存知でしょうか?
除草剤で有名なグリホサート含有のラウンドアップの有害性についてはすでに疾患や異常が報告されています。
人で報告されている疾患や異常
発がん性、急性毒性(皮膚炎、肺炎、血管炎)自閉症などの発達障害、生殖系への影響、妊娠期間の短縮、パーキンソン病
動物実験で報告されている疾患や異常
発がんやDNAの損傷、発達神経毒性、腸内細菌叢の異常、NMDA型グルタミン酸受容体への影響、金属のキレート化、内分泌撹乱作用と生殖毒性(エピジェネティックな変異)
https://environmental-neuroscience.info/pesticides/herbicides/entry47.html
グリホサートは除草剤耐性の遺伝子組み換え作物で知られる農薬『ラウンドアップ』の成分として知られる。
この20年間で大豆の9割、菜種のほとんどが遺伝子組み換えとなっている。しかし、小麦は遺伝子組み換えではないのに、なぜ「米国産97%、カナダ産100%」ものグリホサートが検出されるのだろうか。
それはラウンドアップが、小麦や大麦、オーツ麦などの乾燥剤として収穫前に散布されているからだ。収穫前にラウンドアップを散布すると、小麦を枯らし、収穫を容易にするとともに、不ぞろいに熟することが多い小麦の成熟度が均一化されるメリットがある。
グリホサートは、’15年に世界保健機関の専門機関・国際がん研究機関(IARC)が発がん性物質に分類した。その後、アメリカで、ラウンドアップによりがんに罹患(りかん)したと訴えた人が勝訴している。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/発達障害のリスクを指摘される「ネオニコ農薬」、なぜか日本だけが規制緩和の怪/ar-BBXM3tg?ocid=spartanntp
これほどの影響があるのにも関わらず、先日日本でもパンにグリホサートが検出されている事実
2019年4月、「パンが農薬で汚染されている」というショッキングなニュースが流れてきた。
市販の食パンの7割から除草剤『グリホサート』が検出されたのだ。
検査結果を発表したのは 農民連食品分析センター。同センターは食パン以外に小麦粉やパスタなども検査。検査した小麦粉17商品中13商品、パスタやシリアルなど7商品中5商品からグリホサートが検出された。食パンの場合、15商品のうち11商品からグリホサートが検出。検査した全39商品中、7割の29商品が汚染されていたことになる。
この結果を見ると、国産小麦を使ったものからは検出されていない。農林水産省の検査では、米国産小麦の97%、カナダ産小麦の100%からグリホサートが検出されているため、輸入小麦が原因と思われる。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/発達障害のリスクを指摘される「ネオニコ農薬」、なぜか日本だけが規制緩和の怪/ar-BBXM3tg?ocid=spartanntp
発達障害のリスクを指摘される「ネオニコ農薬」
ミツバチの大量死をまねいているネオニコ農薬
グリホサートと同様に、世界の潮流とは裏腹に日本で規制緩和が進む農薬がある。
ネオニコチノイド系農薬(ネオニコ農薬)だ。世界中でミツバチの大量死を引き起こした。ネオニコ農薬とは、ニコチンと似た働きをする農薬との意味で、その特徴は「浸透性」にある。
普通の農薬であれば、表面を洗うことで農薬を除去できるが、浸透性農薬の場合は内部にしみ込んでいるので洗っても落ちない。植物の種子をコーティングしたネオニコ農薬が種子から吸収され、樹液に侵入すると、その植物全体に毒性が回り、樹液を吸った昆虫にも影響がおよぶという。
そのためフランスでは、種子のコーティングによりヒマワリの花粉と蜜にネオニコ農薬が含まれ、それがミツバチの巣の崩壊を起こしたとして種子のコーティング処理を禁止している。
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これだけの有害性がありながら、日本は農薬や除草剤を大幅に規制緩和し続けている
なんで?って思うけど日本はEUやほかの諸外国が規制をしているラウンドアップを大量輸入し、先日は何兆円という遺伝子組み換えのトウモロコシも大量輸入している。
日米貿易協定で日本からの自動車輸出税を守る代わりに、アメリカの要望どおりにこれらを輸入している。
さらに農水省は、’13年にネオニコ農薬の基準を大幅に緩和、3ppmだったホウレンソウの残留基準値を40ppmに、0・02ppmだったカブの葉を40ppmに変えた。
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農薬は妊娠中の母体にも胎児や小児の脳に影響を与える
東京都神経科学総合研究所の木村―黒田氏は、ネオニコ農薬が「胎児や小児などヒト発達期の脳の正常な発達に影響を与える」との研究論文を科学雑誌に発表している。
MAAは’14年、全米から母乳と子どもの尿、水を集めて検査を実施。その結果、母乳10検体のうち3検体からグリホサートが検出された。母乳から検出されたことで、グリホサートが母体の中に蓄積していることがわかった。
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結局自分の身は自分で守るしかない
今の日本は、食が安全であるとは到底言えない状態だ。もう、ここまでくれば、自分の身は自分で守るしかない。
どの食品が安全で、どの食品が有害かを自分でも、もう一度調べて、考えて賢く選んでほしいと心から願っています。
そして、発達障がい児にとって食事で一番大事なのは、農薬はできるだけ避ける。無農薬野菜を食べる、オーガニックと記載のない海外食品には注意する。原材料を確認する。できることからはじめましょう!
食べる側の意見を聞こうとしない。その姿勢を国が変えない限り、「食の安全」は脅かされるままだろう。
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