子どもが生きる力をつけるために親ができること、を読んで

おすすめ本

どうも、かんです!

ネットサーフィン中、気になって購入した

「子どもが生きる力をつけるために親ができること」。


麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること

こちらの本は、千代田区立麹町中学校の工藤勇一校長の本で、こちらの中学は宿題廃止や、定期テスト廃止などで、メディアからも一時期注目されました。

個人的に読んで良かったし、子育て中のお母さんたちにオススメできる本です。

発達障がいのこどものことも書かれているので、まるちゃんのこれからのことを考えるのに、勉強にもなりました。

なかでも、心に残ったところを、紹介していきたいなと思います。

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子育ての本当の目的とは

子育ては、日々過ごすのに必死で、特にまるちゃんの場合は自閉症や知的もあり、2歳から今までも、とにかくいろいろ教えてきた、というのもあって、自分で考えさせるという視点では接して来なかったなぁと思うんですね。

でも、子どもがこの先一人で生きていくためには、

自分で考えて行動する。

これがやっぱり重要なんです。

でも実際は、この本にも書いてあるように、中学生にもなると「勉強をしたくない、先生を敵だと思っている、親も嫌い、友達も信じられない、人生おもしろくない」と、とにかく人の批判ばかりしている、主体性を失った子どもたちがたくさんいるそうです。

主体性をなくそうとしていなくても、いつのまにか親も先生も与えることばかりで、考えさせることが、特に高学年になるにつれて減っているような気がします。

まるちゃんはいつまでも私のなかではそのままで、産まれたときから8歳の今も、成長してるとはいえ、教えないと自分ではわからないでしょって、思っている部分もありました。

先に教えて、学ぶとわかるから、その方が早いし、いいよねって。

でも、今まではそれでも良かった部分もあるけど、今のまるちゃんは、自分の思いや葛藤があるわけで、すぐに答えを教えるよりも、自分で考えて答えを手に入れたほうが、嬉しいし自信にもなるよね、と。

私が子育てでしたいことの1つは、まるちゃんに自信をつけてほしい、ということ。

「私できた!」がたくさん見つけられる、そんな自己肯定感を育てたいなぁと思うんですよね。

実際は、まるちゃんができないときにイライラしたりもありますし、まだまだ未熟な母親ですが。

できないことを叱るんじゃなくて、笑顔で見守っていれるよう、宿題のときや、勉強のときは絶対怒らないを実践していると、

私頭がはげるぐらい、変なストレスたまるんですよね(笑)きっと、もうすぐハゲそう。

親として、まるちゃんなら出来ると思ってるから、できないとイライラしちゃう(T-T)それで、私の顔がひきつり始めたら、すぐに

「お母さん笑って」

と、まるちゃんに言われるんです(笑)

すぐバレる(笑)

だいぶ話がずれちゃいましたが、子育ての本当の目的は、

「自律」自分で考えて、判断して、行動する。なんじゃないかなぁ。

まるちゃんは障がいもあるので今までは

「自立」経済的自立や親元から離れる自立 を目標にしていたんですが、それプラス「自律」も大事だなと改めて思いました。

自分を客観視できる子どもは強く生きられる

この、言葉そのとおり!

大人でも、自分のことを客観視するのができてない人多いと思うんです。

それを子どもができるのかで

重要になってくるのは、人的安全が保たれるかどうか。

自分の気持ちを客観的にみて、対処する方法を生み出せる脳を作り出せるようにして、自分をコントロールできるように訓練するのが大切。発達障がいの子どもには難しい部分もありますが。

今、まるちゃんの感情の部分にスポットを当てて、その日あった、嫌な感情も良い感情も、客観視できるように絵に書いたり、動画でこのときのまるちゃんの気持ちはどうだった?周りの人の気持ちは?などを取り入れて、訓練中です。

子どもの問題は親が勝手に作ってる

発達障がいって、コミュニケーションが苦手とか、色々言われることあると思うのですが、

基本、子どもが気にしてないことは指摘しない方がいいんですって。

例えば、私が子どものころ、友達とのトラブルもありましたが、親から指摘されたことないんで、私自身はコミュニケーション下手とか思ったこと、ないんです。

でも逆に、親から指摘されたのは、「恥ずかしがり」ということ。だから、昔の私は、自分のことを恥ずかしがり屋さんだとずっと思ってました。

実際も確かに恥ずかしがりではありましたが、親から言われることで、確信になり、自らきにしすぎてがんじがらめになっていたと思うんですよ。

親からもし、恥ずかしがりと言われてなかったら、恥ずかしさも早くなくなっていたかもしれません。

そんな風に、親から言われて自分のことをそう思ってる子どもって、意外に多いと思うんです。

たとえ子どもが気にしていても、あえて親も指摘する必要はないので、指摘しないに越したことはありません。

特性に縛られすぎてはいけない

学校とは、本来多様な子どもたちが、一緒に過ごすことで、多くの学びを得られる場所であるべきだと思うんですよね。

インクルーシブ教育が、当たり前になるといいなと思うのですが、その体制が学校で整ってないのが現状なので、まだ時間はかかりそうです。

そんな中、本にも書いてましたが、大阪にある大空小学校では、

「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」ことを理念にしているそうで、こういう学校が、増えるといいなと思います。

ある教育関係者の知り合いからききましたが、支援学校という形で分けたほうが教育しやすいから分けられているそう。教育する側が楽だし簡単だから、ていう風に聞こえて残念な気持ちでした。

子どもたちのことを一番に考えてほしいですし、分けることでの弊害もあります。

もともと学校にさまざまな子どもがいたら、町で出会った色々な特性のある子どもたちへの理解にも繋がるんじゃないかな、と考えたりします。

読み書きが苦手でも活躍する道はある

読み書きが苦手だから、と勉強を諦める人もいるかもしれません。

まるちゃんも、読み書き苦手で、どうなるのか将来不安もあります。

でも、最近タイピングの練習を始めました。今はアプリでゲーム感覚でタイピングの練習ができるんです。

今使っているのは、

のりものタイピングと、kids typist。

のりものタイピングは無料版と有料版があって、基本ポジションを無料版で、ひらがななどは有料版であります。

タイピング用にBluetoothキーボードを購入しましたが、どちらのアプリも直接打ち込むこともできるので、まずは直接からでもいいと思います。

6年生までには、キーボードも打てるようになるよう目標にしています。

中学で使えるようにすれば、書くことが苦手なまるちゃんにはいいかな?という理由。

一番は文字をスラスラ書けるようになることがいいのですが、もしも難しかったら、タイピングも習っていても損はしない!

できることは、していきたいなと思いました。

本にも、発達の特性のあるこどもの勉強法についても少し紹介されてました。

読み書きができなくても、現代は色々代替えできるよってことを教えてもらって、少し安心しました。

こちらの本、オススメです😊

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