自閉症の偏食どう対処する?指導方法について

自閉症の偏食どう対処する?指導方法について 食事療法

自閉症の子どもは偏食がある子も多いですよね。

偏食だけでなく、例えば

  • なんでも口に入れる行動をする
  • 特定の食べ物しか食べない
  • 歯磨きを嫌がる
  • 食べ物の舌触りなどで拒否反応が出る

ただ、偏食があると言っても、自閉症特有の症状よね、自閉症だから仕方ない、で終わりではなく

必ず原因があります。原因を知って、正しく対処することで、

偏食も改善に向かいます。

今回は偏食の原因と対応法(指導法)についてご紹介していきたいと思います。

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自閉症の偏食どう対処する?指導方法について

偏食の原因

偏食の原因は、

触覚防衛反応がある場合が多いです。

触覚防衛反応とは、皮膚から入ってきた情報が、脳の中で鈍さと過敏さが混在して現れる状態で、早ければ生後6ヶ月から現れます。

現れやすい行動として

  • 身に着けるもののこだわり
  • 耳掻き、歯磨き、散髪などの抵抗
  • 特定の触れない素材がある
  • 触られるのを嫌がる
  • 爪かみ
  • 鉛筆かじり
  • 過敏な部分と、鈍感な部分がある
  • 不器用である
  • 衝動性がある

このようなことが、当てはまるようでしたら、

触覚防衛反応があるということです。

触覚防衛反応の問題点

触覚防衛反応があることで問題になるのは、

  • 社会性が育ちにくい(集団に入れない、乱暴)
  • 共感性が育ちにくい(愛着の発達に偏りが生まれる)

などです。

ではどう改善していけば良いのでしょう?

それは、触覚を鍛えることです。

触覚を鍛える指導方法

タッチ遊びをする

触覚防衛反応は過敏さのことを言いますが、鈍感さも合わせ持っているのも特徴です。

まずは、柔らかいスポンジなどでタッチして、鈍感な場所には、ブラシやタワシでタッチしていきます。3分〜5分くらいで大丈夫です。あまり長い時間しないように気をつけてください。子どものトラウマになってはかわいそうなので。

娘にも長期間していますが、少しづつですが改善してきています。

娘は最初はゲラゲラ笑って、喜んでいるような感じでした。それが少しづつ普通に慣れてきます。笑う回数も減りました。

この時子どもが、きちんとタッチしている部分に注目していることが大事ですので、お子様の様子を確認しながら行います。

  • 例えば帽子の紐が苦手なら、首元にゆっくりスポンジを当てます。
  • 靴下が苦手なら足にタッチの練習をします
  • 全身にスポンジでタッチして、苦手なところを探すこともできます(大きく反応する箇所が苦手なところ)

お風呂場とかですると やりやすいですが、落ち着いてできないようなら、

部屋でくつろいでいる時に行います。

タッチ遊びをし続けることで、半年から1年くらいかかる場合もありますが徐々に改善していき、偏食も減ってきます。気長に続けてみてくださいね。

タッチ遊びの効果

  • ボディイメージがしやすくなる
  • 偏食が減る
  • 共感性が育ってくる
  • 注意力、集中力が出てくる
  • 社会性が育つ

などなど良い効果があります

タッチ遊びは楽しく笑いながらするのがコツです。

くれぐれも怖い顔でしないでくださいね笑

楽しく、ゲーム感覚でしていくと、いつの間にか改善していた、という場合が多いです。

簡単なタッチ遊び、お風呂場や、寝る前の数分で行えるので、ぜひ活用してみてください。

偏食時の対応

タッチ遊びもしながら、でも特定の物しか食べない子どもの栄養が気になる方も多いと思います。

例えば、白い食べ物しか食べない場合野菜不足になりますよね。

偏食で、固形物が食べれない場合もあります。

特に芋系はモサモサしているので、苦手な子も多いかもしれません。

栄養が気になる場合はサプリメントを活用するのをお勧めします。

野菜不足にはこちらの

カプセルサラダ

カプセルサラダをアーモンドヨーグルトや豆乳ヨーグルトに入れて、必要ならアガベシロップも少し加えて食べさせてました。

唯一食べられるものに、こっそりカプセルから出して、混ぜるのが食べさせやすいです。

無農薬の野菜のエキスなので、安心してあげることができます。

完全無添加で、糖質(砂糖)が一切含まれてないので、野菜ジュースよりも健康的。

何より安いのが続けやすいです。無農薬というところで気に入って飲んでます。

rainbouタイプがお気に入りです。

プラスでタンパク質も重要なので、

麻炭ヘンププロテイン

なら鉄分も含まれていて、麻炭が重金属なども絡めとってくれるので私も一緒に飲んでいます。

最後にまとめ

  • 偏食は触覚防衛反応が原因
  • タッチ遊びで触覚を鍛えよう
  • 偏食の栄養補給も忘れずに必ず行おう

以上です。

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